使い方を間違えると危険なネット

IT技術は今や生活にも仕事にも欠かせないものであり、広く普及してきています。
そのため大人だけでなく子どもも使うようになっているのですが、最近ではネットにアップした画像や文章で様々な炎上が起こっています。

それはいい年した大人の場合もあるのですが、たいていは人生経験の浅い若者だと思います。そもそも炎上するような行為を行うのが悪いのですが、それを面白半分でネットにアップするという行為にも問題を感じます。若者のすることですから、稚拙な行動も時にはあると思います。それはネットがなかった時代の若者も同じであり、ただネットがなかっただけであまり知られなかったということに過ぎません。

しかし、今はネットという世界に情報を発信出来るというツールが身近にあるのに、それが身近なところに情報を与えるものと勘違いしている人が多すぎると思います。ですので、問題行為をした画像などをネタとしてアップするのです。そうしてネット上で話題になるとすぐに個人アカウントなど、自分がネット上に存在したことを消そうとするのですが、それはもうすでに遅く、履歴は完全に残ってしまいます。実際に問題行為を起こして就職内定が取り消しになった人や周りに迷惑をかけることになった事例がいくつもあります。人生経験が少ないので失敗はつきものですが、防げる失敗は防いだほうがいいし、ましてや周りに迷惑をかけることになるのは、あまりいいことではありません。

若年層のネットマナーの向上、情報リテラシーを身につけさせるためにも直接の指導はもちろん、大人もお手本になる行動をしなければなりません。